愛してくれるあなたへ

「入所日」って、この事務所独自の文化だよな~と思います。

 

 グループの結成日とも、初めて舞台に立った日とも、CDデビュー日とも違う、大切な日。失礼ながらこれまでの私は、「入所日」という日を「事務所に入った、ただそれだけの日」だと認識していました。だって、あの事務所にいる数え切れないほどの青少年たちが、どんな気持ちで歌い、踊っているかを、まるで知らなかったから。

 

 それが、去年の暮れに9人に出会って、大好きになって、「入所日」の捉え方が変わった。ああ、入所日って、ひとりの男の子が「アイドル」として生きていく覚悟を決めた日なんだ、と。どんな未来の選択肢よりも、「アイドル」を選んだ日なんだ、と。そう思ったら、もう、「ただそれだけの日」ではなくなりました。そりゃあファンの人たちも、この日を大切にするよね、しちゃうよね。

 

 私の大好きなアイドルは、本当にカッコいい人です。生き様が、魂が、心が、美しくて、真っ直ぐで、本当にカッコいい。この人に出会えて幸せだと、出会ってから何度も思っています。

 

 それもこれも、あなたが、16年前にアイドルとして生きる覚悟を決めて、今日まで、ずっと、続けてくれたから。私みたいに、別の方向しか見ていなかった人間でも思わず振り向いちゃうくらい、まばゆいひかりを放ち続けてくれたから。

 

 アイドルってよく、「見つけてくれてありがとう」って言ってくれるけど、あのね、違うんだよ。こんな私でも見つけられるくらいに光り続けてくれてありがとう、なんだよ。

 

 あなたの覚悟に、愛に、情熱に、やさしさに、美しさに、真面目さに、おちゃめさに、触れられる人生を歩めていることが、私はとても嬉しいです。

 

 

 今日という日に、ここ最近で書き留めておきたいと思った自分の気持ちや、考えを記し、残しておこうと思います。

 

 

 まずは、Duet10月号での初めてのソロ表紙。嬉しかったな、とっても。器用で、できないことがあっても不屈の努力で物にするあなただから、きっと、アイドル以外の職業だって難なくできるだろうけど、私はやっぱり、あなたの天職は「アイドル」だと思っているから、だから、そんなあなたが「アイドル誌」で初めてのソロ表紙を飾れたことが、嬉しかった。

 

 これから先、ファッション、お料理、サーフィン、スケボー、お花、最近ハマってると口にしていたお茶、そして、大好きな相棒と、って、あなたの好きなものや得意なことに関連したお仕事が、たくさん舞い込んできたらいいな。

 

 発売からしばらく経っているのに、表紙のことも、巻頭で組まれた特集のことも、お恥ずかしながら未だに飲み込みきれないでいます。あなたを好きになってから、毎日がとても幸せで、楽しくて、大好きな人は今日も最高に美しく、そしてカッコよくて、出会ってからずっと夢を見ているみたいだと思っているけれど、Duet10月号に関しても、なんだかずーっと、夢みたい。夢みたいに美しい、けど、現実なんだよなあ。

 

 人生で一度きり、最初で最後の、「初めてのソロ表紙」。そんな特別な機会に、相棒との撮影を希望するあなたの心が、やさしくて、大きくて、大好きだな、と思います。「家ではこういうスタイルです」と、過去に雑誌で言っていた髪型で、肩の力を抜いて笑うあなたが、陽だまりみたい。表紙のドレッシーなあなたも、中面のナチュラルなあなたも、どっちも大好きです。

 

 Duet10月号はインタビューもとっても心に残っていて、とくに、相棒の話と、今後ソロで挑戦したいことの話が、印象的でした。

 

 あなたは相棒のことを「”幸せを呼ぶ鳥”なのかも」と言っていたけど、彼も、あなたに出会えて幸せだって、感じてるんじゃないかなぁ。もちろん推測でしかないし、私が「そうであれば素敵だな」と望んでいるだけなんですけど、だって、あなたと彼の2ショットが、どれも互いをとても大切に思っているみたいに見えたから。

 

 あなたが大切にしていること、大好きなものを教えてくれるたびに、とても嬉しい気持ちになりますが、こんなに慈しんでいる彼のことを教えてくれて、本当にありがとう。どうか末永く健やかであってください。

 

 そして、今後ソロで挑戦したい仕事について。時代劇については、私はキャスティングって役と演者の相性だと思っているので、「あなたでなきゃ」という役に巡り会えますように、と願うばかりなんですが、いろいろと考えたのは、もう1つのほう。

 

 料理番組は、ファンとしてはやってほしいという強い気持ちはあったけど、ここに食い込むのって難しいのかも、と、シビアに感じていた部分もあって。というのも、広い芸能界で料理上手なタレントさんは数多くいらっしゃるし、事務所内だけでも、調理師免許や野菜ソムリエの資格をお持ちの諸先輩方がいるのを耳にしていたから。制作サイドからしたら、肩書がある人のほうがフックを作りやすいし、起用したくなるんじゃないかな、とか思ってしまったわけです。

 

 あれこれ考えていたけど、そのあと、あなたの気持ちを聞いたら、「難しいのかも」なんて考えはどこかに飛んでいきました。

 

 この人、常に誰かを笑顔にするために動いてるんだもんな。アイドルとしての確固たる信念があって、その信念に基づいて、「料理番組がやりたい」って、口にしている。

 

 先日のキャンプ回ではササッと桃のカプレーゼが作れちゃったり、ブログでも日々の献立を教えてくれたり、そこにある材料でチャチャッと料理が作れて、料理ができない自分は「すごいなあ~」と尊敬するばかりです。そして、難しそうに見えて実はお手軽なローストビーフを教えてくれたり、メンバーを笑顔にするために青椒肉絲を作ったり、誰かの笑顔に、毎日に、寄り添って料理をしてくれる。

 

 よく母が「今晩なににしようかな~」と言っていたけれど、毎日献立を考えるって、きっととても大変なことなんだと思う。日々コンビニ飯か、会社でとる出前で済ませる私には、計り知れないな(お母さんありがとう)。

 

 でも、誰かを笑顔にするという信念を持って、そして今ある材料ですぐに料理が作れちゃうあなたなら、そういう日常の些細な悩みをすくい上げて、解消してくれちゃいそう。免許も資格もなくたって、あなたにはとびきりの愛があるから、持ち前の超~~大きな愛で、あなたにしかできない料理番組を、やってほしいな、と願っています。あとは私は雑誌が好きなので、お料理系の連載とかでも嬉しいな。ともかく、私の日常を今まで以上に彼が彩ってくれる日がきますように。

 

 

 それから、1stアルバムのユニット曲、「P.M.G.」について。最初に曲名が発表されたときに「もしかして…」と予想していた人たちもいらっしゃっけど、まさか、まさかファンの予想が当たるなんて、衝撃でした。

 

「P.M.G.」という楽曲が世に放たれたのは、たった3週間前のこと(超最近すぎて、書きながら改めて驚きました)。あの日、17時になって更新通知がきた瞬間、慌てふためきすぎてスマホを落とすかと思いました。

 

 大好きな3人。私にとって、今ここにいるきっかけは主にこの3人が作ってくれているので、特別な気持ちで、嬉しくて。深呼吸をしてから再生ボタンを押すと、もう、も~~う、イントロからストライク。「この歌詞が」とか「ここの表情が!」とか「エフェクトがさ~」とか、とにかく「P.M.G.」について語り出したらキリがないので割愛しますが、私はこの「P.M.G.」という曲を、愛の歌だと、思っています。

 

 さっきの信念の話にも少し通ずる部分がある気がしますが、この歌って、意味とかナイ言葉が連呼されているけれど、その裏で「いつの間にか”あなた”が笑顔になりますように」「明日もがんばれますように」という、一貫した愛とかやさしさがあると思っていて。実際に聴いてたら、意味は全然分かんないけど、笑顔になっちゃったもんな。パーティー手裏剣、染み渡っちゃったなあ~。

 

 雑誌のインタビューで、「P.M.G.は歌詞も楽曲も俺らがオーダーした」と言っていたけど、それって、すごく労力がかかることだと思うんです。何十曲と候補楽曲があるんだから、その中から選んだほうが絶対に手間がかからないのに、あえて困難な道を進んでいる。超忙しいだろうに。もしかしたら周りにもいろいろ言われたかも知れないのに。

 

 そうまでして、苦労を背負ってでも3人にしか歌えない楽曲で、笑顔にしてくれる、励ましてくれる、寄り添ってくれる、背中を押してくれる、愛してくれる。思うだけじゃなくて実際に動いてくれるから、思いやりになっていく。やさしい3人が歌うこの歌は、私には、どんなラブソングよりも胸がときめく、魔法みたいな愛の歌だな、と思うのです。

 

 それから、これは割と自分語りみたいな感じになってしまうのですが、私はどうにもあれこれ難しく考えすぎてしまう性分で。あと、かなりの心配性。だから「ほら 準備なんていいから こっちおいで」とか「意味とかナイけど みんなでせーの!!」とか、手を引いてもらえるような歌詞が、嬉しかったな。準備しまくんなくても、なんとかなるのかも。意味とかなくても、いいのかも。な~んて、自分の思考の癖はなかなか変わらないとは思いますが、この曲に出会って、心が少し、やわらかくほぐれたような心地です。

 

 あとは単純に、大好きなコンビ、大好きなトリオが歌う曲がこの世に生まれたことが、嬉しくて嬉しくてたまりません。サンキューだってだってこっじっじ。サンキューお祈りブラザーズ。サンキューあの夜チーム。FOREVER LOVEです。

 

 多忙な毎日のなかでもゼロから作り上げて、素敵な愛の歌を宝箱に入れてくれて本当にありがとう。大好きな人の、人生で初めてのデュエット曲が、この歌で嬉しいな、と思います。ず~っとロイヤルな魔法にかかり続けていたいな。私のこと、ずっとずっと魅了し続けてね、おねがい。わがままでごめんね。

 

 

 

 

 10月1日。秋の入り口の日。

 

 そう言えば、今日の誕生花は「赤い菊」らしいですよ。私、お花は薔薇と菊が好きなので、なんだか勝手に縁を感じてしまいます。嬉しいな。赤い菊の花言葉を、あなたに贈るね。

 

 愛するあなた、Snow Man宮舘涼太くんへ。

 アイドルを選んでくれて、続けてくれて、出会ってくれて、ありがとう。宮舘くんを包むすべての出会いに、人に、出来事に、ありがとう。宮舘くん、私の人生に差し込むひかりであってくれて、ありがとう。愛してくれてありがとう。これから先も、どうか健やかに、宮舘くんがたくさんの夢を叶えていけますように。無理難題な夢をたくさん見ていこうね、ついていくからね。

 

 

 って言ったときに、「ついてくるんじゃなくて、一緒に進んでいこう」って言ってくれそうだから、私はこの人が、だいすきなんだよなあ~~!!!!(これは妄想です)